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愛南町商工会

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牡蠣といえば愛南町の御荘
いつか全国でもそう言われるように


上甲商会

上甲仁さん

愛南町の御荘地区で、海に浮かべた筏の上から釣り糸を垂らしチヌなどを釣るというスタイルで、約50年前にファミリーフィッシングからスタートした上甲商会。最初は広島から牡蠣を仕入れ、常連さんなどに先代が振る舞うこともあったそうだ。ところがこれが牡蠣の養殖に適していることの発見に。外海への出口が狭く、ミネラルが豊富な多くの河川が流れ込むここでは、海水の栄養も豊富で魚だけでなく、牡蠣もぐんぐん育つように。これは!と養殖をスタートし、この地の養殖牡蠣を全国に通用するものに、地域を支える名産品になるようにと、中心となって尽力してきたのが上甲商会だ。現在は宮城県から牡蠣の稚貝を取り寄せ、御荘の海で成長させている。「最初は広島のを使っていたのですが、海水の温度が低い東北から海水温度が高い御荘湾に持ってくると、牡蠣が栄養を蓄えようとして実入りが良くなることが分かったんです」と上甲さん。大きいものでは250グラムほどにもなるそうだ。大ぶりでプリッとした身は、香り味ともに濃厚で1個でも食べ応えがあると、一度購入した人はほとんどがリピーターになるという。また安心して食べられるようにと、出荷前には24時間かけて殻ごと滅菌処理を施すのも人気の理由の一つ。その後検査を経て合格したもののみが出荷される。
インターネットでの販売のほか、数年前より牡蠣小屋もオープンし、例年1月中旬から3月までは牡蠣が育てられる御荘湾を見ながら焼きたての牡蠣を食べられる。「愛南町、御荘の牡蠣が全国でもっとたくさんの人に知ってもらえるようになれば」という思いを胸に、毎日海に出ている。

[ 上甲商会 ]
愛媛県南宇和郡愛南町御荘平山443番地 / TEL:0895-74-0136
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