愛南町商工会

全ては建具職人のことを
知ってもらうための挑戦


日新建具

代表取締役
清家義隆さん

「毎回自分への挑戦なんです」と言う清家義隆さん。親子2代に渡りここ愛南町で建具屋を営み、小さな頃からお父さんのその仕事を側で見ていたため、ものづくりの楽しさを知り迷わずこの道に足を踏み入れたのだそうだ。一般家庭の生活にかかせない障子やドアなどの建具を作ることがメインだが、そんな中でも自分への挑戦として長年取り組んでいるのが、この組子細工である。
一本の木からパーツを切り出し、釘を一本も使わずに組み上げていく組子細工の繊細さは目を見張るほど美しい。熟練の技術だからこそ成せる技だ。この日見せてくれたものは、まだどこにも披露していないという今年の新作で【妖精】というタイトル。「伝統工芸の技術を現代風に表現すると、こうなるんです。昔ながらの建具職人だったら持っている技術でこんなことができる、ということを沢山の人に知ってもらえたらと思って、毎年新しい作品に取り組んでいるんですが、ひとつひとつの工程をクリアするのが楽しい」と笑う清家さん。建具職人の地位向上のために一役かえたらという次世代に向けた強い想いから、昭和60年頃より数々の美術展に応募し受賞歴も多数。その高度な技術が認められ「全技連マイスター」の認定も受けている。現在では子供に体験してもらい、建具職人の仕事の楽しさを知ってもらうワークショップなどにも積極的に取り組んでいる。
清家さんの手がける組子細工は県内外のホテルやお寺などの欄間や間仕切りとしての建築の用途だけではなく、額装してアート作品のひとつとして生活空間に彩りを添えている。これからマイホームやお店などを考えている人にも、ぜひ一度その職人技を体感してみてほしい。

[ 日新建具 ]
愛媛県南宇和郡愛南町御荘平城4314-1 / TEL:0895-72-1533
企業紹介一覧へ